断食中に読んだもの
今日は絶食が明けて、回復食の初日です。
断食中に読んでいる本を紹介します。
福岡正信 無三部作 第二巻 無の哲学
福岡正信さんは自然農法実践家で哲学家です。
彼は25歳の時に横浜の研究機関で過ごしていましたが、
人生に疑問を感じ行き詰っていた時に突然、覚りの体験をしました。
そのことは長く封印されていたそうですが、本書に記載されています。
その後、彼は職を捨てて自然農法にチャレンジしたのです。
日本では変わり者扱いされることの多い福岡さんですが、海外での評価は頗る高いんですよ。
マグサイサイ賞という亜細亜のノーベル平和賞みたいなものも貰ってます。
彼は、覚りに至るには西洋哲学を極めても無理だしています。
なぜならば、
西洋哲学は自己を滅却することがないから。
覚りは自己を滅却したところに起こるんですね。
彼は本書で古今の哲学者を批評しています。
大抵の西洋哲学者は覚りに至らないのですが、
でもソクラテスは覚者です。
自己を滅却する無知の知に行きついてそれを
迫害を恐れず説いて回ったんですからね。
ハイデッガーももしかしたら覚ったのかもしれないと彼は考えています。
この本は沢山の哲学者を解説しているので哲学入門書としても使えますよ。
ただ、無三部作第一巻を読んでいないと分かりづらいかもしれません。
無三部作 第一巻 神の革命 は物語形式で平易にポイントを押さえています。
そこをぐっと詳しく書いたのが第二巻というわけです。
それから、
内村鑑三 後世への最大遺物
これは、内村鑑三が割と若い内に箱根の勉強会で話した講演録です。
話し言葉で平易です。
世界中の偉人を例に取ってどんなことを成したのかを話しながら、
自分達に何ができるかということを訴えています。
最後真っ当に生きることが最大遺物だと締めくくりますが、それまでのお話が皆さんの役に立つと思います。
全部は読んではないですが
中田考 イスラームのロジック
イスラム教におけるアッラーフの位置づけや、
経典の位置づけ、
ムハンマドを最後の使途とした位置づけなどのところを読みました。
アッラーフの位置づけはとても面白いですね。覚りという概念はでてこないんですが、
ムハンマドと同時代のムスリムは幸せだったのかもしれないなと思わせますよ。
以上、三冊をご紹介しました。
どうしてこんな本なのかというと、
断食は哲学の時間だからです。
自分を楽しむ時間なんですよ。
「お腹空いた、苦しい、でも痩せる為にはこれぐらい頑張れ」
なんてのは僕たちの断食にはないです。
飯を食わないって本当に時間があるから、その時間を自分のことで使おうってものです。
もちろん、ぼけぇぇぇぇっとするのも最高です。
僕も絶食二日目は一日の大半を昼寝してました。
三日目は元気で走ったりしてましたよ。
そして、夜なべして読んだ次第です。
皆さんも哲学的に断食してみませんか。
断食はいいですねえ。
断食はリセットですよ。哲学の時間でもあります。
あなたもリセットしてみませんか。
次回の春季断食会は令和2年3月と4月の二回です。詳細日程はまたお知らせします。
55,000円のコースと22,000円のコースがあります。
両方とも参加するにあたって4000円の事前セッションを受けていただきます。
期間は10日ないし11日間です。
しかし、そんなに長い断食ができるだろうかとか、
そもそも絶食できるだろうかという不安をもためる方も多いことでしょう。
そこで、
断食の体験会を用意することにしました。費用は10,000円
一日酵素を酵素シロップと豆乳割りだけで過ごしていただきます。
夕食後Lineなどのテレビ電話を使って断食のお話しをします。
リモートでの実施ですので、
麻布十番に来る必要はありません。
日程もご相談です。
絶食日前に酵素シロップを宅配便でお送りします。
それを飲んでいただきます。
断食会に参加してみたいけど、自信が持てないという人はまずはこの体験からやってみては如何でしょうか。
実際に絶食を体験してみたら意外と楽と思えることでしょう。
お申込みお問合せは
https://hope-ex.jp/fx3193/form3
断食の本も出しています。
http://urx.space/hnWJ
お問いあわせをお待ちしております。
★さて、★
11月の酵素教室は
11月16日 土曜日麻布十番での開催を予定しております
その他三人あつまれば随時開催です。
http://azabukouso.com/page-72/
ここに来なくても、さらに自分で発酵させて育てなくても大丈夫です。発酵委託サービスがあります。
日本全国から在宅で参加できますよ。宜しくね。
材料を届けてくれるのは
沖縄の「海音の森」さん、伊豆の「自然菜園たるひ」さん
無農薬のものを100種類ぐらい送ってもらいます。
動物性の堆肥も使わないので、安心安全で栄養価の高いものばかりです。
また、自生する植物も盛りだくさんです。
農家さんのURLはそれぞれ
https://ansinmunouyaku.ti-da.net/ 「無農薬フルーツ海音の森」さん
https://ameblo.jp/taruhi831/ 「自然菜園たるひ」さん
こちらもご覧になってくださいね。
藤五郎太